矯正歯科

矯正歯科

悪い歯並びを
そのままにしておくと、
どのような障害が
おこるのでしょうか。

①虫歯や歯肉の病気になりやすい
乱ぐい歯や八重歯のように歯が重なり合っていたり、かみ合わない歯があると、食物のカスがたまりやすく、歯磨きもしにくく、虫歯や歯肉の病気になりやすい傾向があります。
②ものをかむ能力が低くなる
歯並びが悪いとものをかむ能力は低下し、胃や腸などに少なくとも好ましくない影響を与え、全身の健康状態も悪くなることがあります。
③正しく、はっきりした発音がしづらい
ひどい出っ歯、上下の歯がかみ合わない、うけ口などの場合、正しい発音ができず、特に電話での会話や、外国語を話す時には、相手に正しい意味が通じないことがあります。
④顎の骨の成長を妨げ、関節や口まわりの筋肉に影響を与える
正しい顎の発育に影響を及ぼし、上と下の顎が前後や左右にずれてかみにくくなります。
⑤心理的な影響を与える
悪い歯並びを気にするため、友達とのつき合いも消極的になる方もいらっしゃいます。

矯正治療は、
いつごろから始めれば
良いのでしょうか?

矯正治療は、いつごろから始めれば良いのでしょうか?

悪い歯並びといっても、色々な種類や程度があり、一概に何歳から治療するべきだということはいえません。
悪い歯並びを発見したら、まだ乳歯しか生えてない時期でも、できるだけ早く治療しなければならない場合もあります。
歯がすべて永久歯に生え変わってから一度に治療を行った方が良い場合もあります。
歯並びが少しおかしいなと思ったら、すぐに相談することをおすすめします。

大人の方でも矯正治療は可能です

大人の方でも矯正治療は可能です

本人の努力と治療方法の適正な選択によって十分に満足すべき結果が得られます。

治療期間と時間は?

治療期間と時間は?

治療期間は、不正の程度、個人差などにより異なりますが、一応の目安として、少なくとも1年以上、長い場合は数年に渡ることがあります。
1年半~2年半位の治療期間を要する人が一番多いです。
装置がついて治療を開始したら、通常は約1ヶ月に1度の通院、1回の治療時間は15~30分位となります。

どんな装置を使って
治療するのでしょうか?

どんな装置を使って治療するのでしょうか?

矯正装置は、取り外せるもの、固定したままのもの、金属のもの、樹脂のもの、歯の表に付けるもの、歯の裏側に付けるもの、頭や首にかぶるものなど多くの種類があります。使用する装置は治療方針に基づき、それぞれに最も適したものが選択されます。

永久歯を抜いて
治療しなければならない
場合があります。

永久歯を抜いて治療しなければならない場合があります。

近年、歯に比べて顎が小さい人が多く、その比率は60%以上にも及んでいます。
この場合、顎と歯の大きさのバランスが合わずに、乱ぐい歯、八重歯、出っ歯というような歯並びになってしまうのです。歯の数を減らすことにより顎と歯の大きさのバランスを改善します。
この場合、歯の数を減らすことで、かむ力を弱めたり身体に害を及ぼしたりするようなことはありません。
また、歯を抜いた隙間も治療が終了する時にはきれいに閉じてしまいますので、心配はありません。

矯正治療を
成功させるためには?

矯正治療を成功させるためには?

矯正治療を成功させるためには、患者さん自身の「悪い歯並びをきれいにする」という自覚と、医師のいうことを良く聞いて治療に協力していただくことが大切になります。
装置を着けたまま食事などの普段の生活をおくらなければなりません。
お口のお手入れも今まで以上に頑張らなくてはなりませんし、治療のお約束時間も守っていただかなければなりません。
努力していただくことがたくさんあります。
でもそうして努力した結果得られた良い歯並びや笑顔は、患者様にとって一生の宝となることでしょう。
私達と本人の努力はもちろん、家族や学校の友達、先生といった周囲の人たちの理解と協力が矯正治療を成功させるためには大切なことです。

矯正治療により歯並びを改善された例

矯正治療により歯並びを改善された例
Before
矯正治療により歯並びを改善された例
After
矯正治療により歯並びを改善された例
Before
矯正治療により歯並びを改善された例
After
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